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原因に応じた治療

夜間頻尿の治療について

原因に応じた治療

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医療機関では、問診や排尿日誌、検査結果などから、医師が夜間頻尿の原因となっている病気を診断し、原因に応じた治療が行われます。夜間頻尿は複数の原因で複合的に起こることもあるため、お薬を変更したり追加したりすることもあります。

主な原因
主な薬物治療
夜間の尿量が
多い場合
  • 脳下垂体ホルモン剤
  • 利尿薬
  • 原疾患の治療* など
  • * 夜間多尿の原因となる他の疾患(高血圧、心臓病、腎臓病、糖尿病など)がある場合には、その治療が行われます。

ためられる尿が
少ない場合
過活動膀胱(OAB)

  • β3作動薬
  • 抗コリン薬 など

ためられる尿が
少ない場合
前立腺肥大症(BPH)

  • α1遮断薬(α1ブロッカー)
  • 5α還元酵素阻害薬
  • PDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害薬
  • 漢方薬 など
睡眠障害が
みられる場合
  • 睡眠薬 など

処方されたお薬を服用してから効果があらわれるまで一定期間かかるものもあるため、自己判断で服用をやめたりせず、次回受診時に症状の変化について医師に説明できるようにしておきましょう。ただし、お薬の副作用と考えられる症状には注意して、具合が悪くなったら、すぐに、医師や薬剤師に相談するようにしてください。

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