夜間頻尿とは
夜間頻尿とは、「夜、就寝後にトイレに行くために1回以上起きなければならず、これにより日常生活に支障をきたし、困っている状態」をいいます。
本人や家族の生活に支障がなければ治療する必要はありませんが、通常、夜間の排尿回数が2回以上になると、睡眠不足により日中の眠気、疲れが取れない、倦怠感といった症状が出てくるようになります。また、夜中に何度もトイレに行くため、転倒によるけがや骨折のリスクが高まることも問題視されています。
年齢とともに夜間頻尿の訴えが増え、回数自体も増加することが示されています。
男性では、夜間排尿回数が2回以上の人は、50歳代で20%、60歳代で40%、70歳代で60%、80歳以上で80%と増え、また、年齢とともに3回以上、4回以上の割合が増えることが示されています(図1)。
拡大して見る
1)本間之夫, 他:日本排尿機能学会誌 2003: 14(2): 266- 277
夜間頻尿と夜間多尿について
夜間頻尿の治療について
症状を記録しましょう
日常生活で気をつけること
よくある質問
医療施設検索