監修のことば
医療法人エム・ティー・エヌ
北海道泌尿器科記念病院
理事・院長
柿崎 秀宏 先生
夜間頻尿とは
夜間にトイレに行くために1回以上起きなければならない症状を「夜間頻尿」といいます。たびたび目を覚ますことで、睡眠の質が悪くなり、日中の眠気や倦怠感など、日常生活に影響を及ぼすこともあります。また夜起きることで、転倒による骨折のリスクもあり、見過ごせない症状の一つです。
夜間頻尿の主な原因には、夜間多尿、過活動膀胱や前立腺肥大症、睡眠障害などが挙げられますが、ふだん内科で診てもらうような高血圧や糖尿病、腎臓病、心疾患、その治療薬などが関連する場合もあります。
本サイトをご自身の症状を振り返るきっかけとしていただき、気になる症状があれば早めにかかりつけ医に相談しましょう。